第2期生のアドバンスコース第2回「実践型セルフキャリアドック」が実施されました。前回に引き続き、キャリアコンサルタントの業務に対する実践的な講義内容でした。
最初は、セルフキャリアドックの「おさらい」から始まりました。セルフキャリアドックは、キャリアコンサルタント試験の範囲のため、受講生の皆さんもよく知っているところだと思います。
当実践講座の特徴は、長年、独立CCとして活動してきたマスターコンサルタントの講義というところです。養成講座の内容との違いは、さまざまな場面でクライアントと向き合ってきた経験に基づいた手法が学べる点です。
受講者は現実的な課題や難しいケースについて学ぶことができ新鮮な印象を受けたようでした。またCC資格の学習を通じて、CLとの向き合い方などに自分の理想像ができてきたりしますが、実際には理想通りにいかないこともあります。そのギャップを埋めるのが「人の専門家」と自認されている講師の講義だと思ったとの意見もいただきました。
実際にマスターコンサルタントが「どのようにして仕事にしてきたのか」という点で具体的な事例を多く学べたことはとても有意義な時間だったと感じていただいたようです。
最後に、事例問題に取り組みました。受講者の皆さんが、今日の講義を思い出しながら自分だったらこうしたいといろいろな対応を考えました。
それを共有した時に、同期の考えから「そういう見方もあったのか」と新しい発見があったとの声をいただきました。またさまざまなバックボーンを持つキャリアコンサルタント同士が同じテーマでディスカッションするのがこんなに勉強になるのかと認識していただくことができたようです。
同期と意見交換しながら、互いに磨いていくことの楽しさや重要性を講義から見出していただいたようです。 次回はマーケティングやコーチングに加えて、前回講義で学習したブランドステートメントの完成です。アドバンスコースはビジネス寄りのテーマが目白押しですね。